マカッサル港サンセット・クルーズ
Makassar Sunset Cruise
2005年7月、マカッサルに2隻のサンセットクルーズが相次いで登場した。夕陽で有名なマカッサルにこれまでサンセット・クルーズが無かったこと自体が不思議であるが漸く実現した。いずれも南スラウェシの伝統的なピニシ船を使っての航海である。夕方4時頃出航、沖合いで夕陽を鑑賞して7時帰港するスケジュールだ。クルーズの目玉は、勿論、大自然の絵巻さながら、紅色に染まった雲に飾られ、燃えながら沈む巨大な夕陽であるが、出航してまもなく海から見えるマカッサルの街並、大型船の出入りするマカッサル港、さざなみに浮かぶ千々の小島、漁労中の小舟、帰港時には宵闇に光輝く海岸通の夜景も堪能できる。現在クルーズを行っている船はCINTA LAUT号と TIDAKAPAPA号、いずれも南スラウェシの伝統的な木造のピニシ帆船である。参加費用は一人飲み物、軽食付で15万ルピア程度。(2005年7月時点)また、貸切で船上パーティなどにも利用出来る。マカッサルの新しい観光の目玉になりそうだ。
CINTA LAUT号
日本とインドネシアが共同で進めている東部インドネシア海域の学術調査を目的とした船であるが、調査航海のない日は利用可能。連絡先は
Lembaga Perahu (船を管理するNPO)
Jl. Pengayoman Kompleks Mawar E11
Tel: 0411-444878
Fax: 0411-429927
CINTA LAUT号は全長 28.6m, 幅 5.9m, マストの数:2 本、帆の数:7枚、帆の面積:計 200m2, 主機:Yanmar
190 HP
TIDAKAPAPA号
もともとダイビング・クルーズ用に建造された船である。連絡先は
Christopher Sperduto (オーナーは米国人)
Tel: 0411-5066785
最小乗客数6名~最大30名で運航可能。